高度専門職ビザ

高度専門職とは?

簡単に説明すると、特に高度な能力や資質を持つ外国人に対し、さまざまな優遇制度(メリット)を与えるという目的で作られたビザです。

高度専門職ビザを取得すると、下記のようなメリットがあります。分かりやすく説明するため、細かい規定等を省略して説明します。

高度専門職の在留期間

まず「高度専門職」には1号と2号がありますが、1号で3年以上経過しなければ2号にはなれません。2号になると在留期間が無期限となります。

高度専門職の具体例

そんな「高度専門職」ですが実は、固有の在留活動がある訳ではありません。

「高度専門職」というのは、ざっくり言うと既存のビザ要件や活動をベースとした上で、高度人材ポイントというポイントが70点以上ある外国人だけに認められるビザなので、当然ながら具体例も既存の在留資格に準じたものになっています。
そして「高度専門職1号」は活動内容に応じて3パターンに分類されているため、具体例も3パターン存在します。

高度専門職ビザを取得するための要件

高度専門職ビザというのは、申請すれば自動的に取得できるわけではありません。また、ポイント計算の結果が70点以上あれば、必ず取得できるものでもありません。

高度専門職ビザを取得するためには、

上記のような資料をそろえ、分かりやすく整理して申請する必要があります。

高度専門職ポイント制度に基づく「報酬」とは

報酬とは、継続的に得られるという確実性があり、課税対象となる収入のことです。

報酬に含まれるもの(一例)

報酬に含まれないもの(一例)

会社によって、給与明細書の記載方法は異なりますので、報酬に含まれるのか含まれないのか判断が難しい場合もあるかと思います。高度人材ビザを申請するときには、報酬に含まれる収入については、その証拠とともに提出する必要があります。単純に給与明細書や納税証明書だけを提出しても不許可になるケースが多いですので、注意してください。

高度専門職ビザ 申請時の必要書類

●在留資格認定証明書交付申請書

海外からよびよせる場合は、在留資格認定証明書交付申請書、他のビザからの変更の場合は、在留資格変更申請書となります。

●証明写真

3か月以内に撮影したもの。4×3cm

●高度専門職ポイントを立証する資料

※世界大学ランキングに基づく加点大学に該当する場合は、10ポイントが加算されます。加点対象となる大学一覧

●高度専門職ポイント計算書

該当する箇所にチェックマークを入れて、70ポイント以上あることを確認してください。高度専門職ポイント計算書の書式

高度専門職ビザを持つ外国人は両親を日本に呼ぶこともできる

下記の条件を満たしている場合、両親を呼ぶこと(両親の長期ビザを取得)することができます。※分かりやすく説明するため、細かい条件を省略して説明します。

  1. 高度専門職外国人に、7歳未満の子(養子を含む)がいること。もしくは高度人専門職外国人(もしくは妻)が妊娠していること。
  2. 高度専門職外国人と配偶者の収入を合わせて、年収800万円以上あること
  3. 高度専門職外国人と同居すること

高度専門職の両親のビザ 申請に必要な書類

Translate »
PAGE TOP